2016/8/29 勉強内容についてー勉強方針
〔勉強内容について〕
どうも、そーだです。
今回は勉強するにおいて何を勉強すればいいのか、それを教科の枠から一歩引いた視点で考えていきます。
ズバリ、私は、
- 「テストに出るところ」を「とことん」やりつくす。
ということを念頭に置いて勉強しています。
「当然だろ?」
「いやいや、テスト範囲だけじゃ総合力は身につかないよ」
そんなことを思った方もいらっしゃるかもしれません。
実際、私もこれに反対の一人でした。
テストに出ないような、”high-level”なことって、飽きないんですよね。
世界史の「古代ローマ」だけ異様に詳しい人
英単語はだれにも負けない自信がありますって人
自分だけしかやっていない。隣のあの人よりも勝っている。っていう感覚。
勉強は楽しくやるものだ。
そう思っていただくのは結構です。
しかし、
他人より"high-level"な勉強をしている割に、テストの総合点は並々かそれ以下。
っていう経験、ありませんか?
これが、テストに潜む罠です。
私たちは、「できること」はとことん伸ばしたくなるものです。
しかし、「できること」はそもそもテストで高得点を狙えますよね。
では、「できないこと」にちょっと目を向けてみましょう。
筆者は数Aが大・嫌いでした。
定期テストでは40‐50点をたたき出し、赤点ギリギリ回避のような状況でした。
(私の学校では赤点は40点以下。…の割に過去の大学入試問題を平気な顔で出してくるようなテストだったので、偏差値70超の高校と言えど、平均点は50点前後でした。)
これはやべーな、と思いつつ、すぐさま復習(復習は大切です。また別の記事でお話ししたいと思います。)をしようと青チャートを引っ張ってきて解いてみる。
すると、不思議な現象が起きます。
「あれ、レベル3,4なら解けるのに、このレベル2の問題はサッパリ分からない…」
これ、明らかに泥沼の罠にどっぷりはまってしまっているのが分かるでしょうか。
つまり、私はテスト勉強でずっと"high-level"な問題に時間を費やし、
本来解けるはずの問題を落としてしまっている訳です。
これは危険な状況で、また3か月後に同じチャートの問題を解いたときに、
ほぼほぼ、解けていたレベル3,4の問題も、解けなくなっています。
(3か月ですよ。高1最初に習う「順列・組合せ」なんか、入試本番までずっと保つのに10回は同じ問題することになりますよ。)
これでは、効率が悪すぎます。勉強していてつまらなくなります。
じゃあ何か効果的な薬はないんですか! という話になります。
テストに向けての勉強において、劇薬を飲み続けても、3か月後効果は残っていません。
そこで一番いいのは、やはり「テストに出るところ」を「とことん」やりつくす。
に尽きるのではないでしょうか。
英単語も、センターレベルならいちいち止まらないでスムーズに読めますか?
中学生なら、47都道府県、全部地図から判断して言えますか?
(筆者はこれも苦手でした。理由は明快、「これくらい簡単だろ」と思い込んで、3年間放っておいたからです。)
そういう、「"high-level"じゃないけど、テストには出るよな」というところを固める。
それが、テストの点数向上に直結しますし、
何より、入試ではそういうところがきちんとしている人のほうが、伸び率が違います。
というか、基礎をとことん固めた人は、上に伸びざるを得ないんですね。
だって、青チャートレベル2まで固めれば、3、4、もしかしたら5までも、その基礎知識を結局組み合わせれば解けちゃいますからね。
劇薬じゃなくて、牛乳を飲んで骨を少しづつ強くしていく。
テストより上のレベルのことは、「テストに出るところ」を確実にした後につっつきましょう。
今回はここまで。お疲れ様でした☕